パニック障害・自律神経失調は必ず克服できる!

パニック障害や自律神経失調にお悩みの方の回復と完全復活を支援するブログです

血糖値と自律神経症状について

血糖値と自律神経症状については、今まで何度かブログに書いたりテキストを作ったりしてきましたが、あらためて今回お話していきます。

パニック発作や自律神経の症状と血糖値との関連については、専門書籍もけっこう出ています。

僕自身、以前パニック発作が頻発していたときは、よく「低血糖症状」が出ていました。

低血糖症状とは・・・

・異常な空腹感

・脱力感

・頭がぼーっとする感じ

・フラフラする

・めまい

・動悸

・不安感

・冷や汗

・しびれ

・眠気やだるさ

・イライラ

・・・・など、さまざまな形で現れます。

どうですか?きっとあなたの症状もいくつか当てはまると思います。

僕の場合は、

・コーヒーを飲んだ後

・疲れすぎた後

・寝不足のとき

・ストレス過多のとき

・風邪をひいたとき

・外食が続いたとき

などに、先ほどの症状が出やすかったです。

血糖値と自律神経症状との関係ですが、

・血糖値が急上昇しているとき

・血糖値が急下降しているとき

・もとの血糖値より下がってしまったとき

に症状が強く出る傾向があるようです。

血糖値が急上昇すると、インスリンが出過ぎる傾向にあり、その後で血糖値が急下降して、そのストレスからストレスホルモンのノルアドレナリンコルチゾールなどが分泌され、不安症状やパニック発作につながります。

血糖値を安定させる方法

では、血糖値を安定させる方法についていくつかお話しましょう。

食生活改善

まずは食生活の見直しからです。

HbA1cは食後血糖値も含む平均血糖値ですから、まず食後に血糖値が上がりすぎないようにします。

そのためには、まず、

・炭水化物の質を良くする(GI値の低いものにする)

ことが最優先。

炭水化物、糖質はGI値が全体的に高めですが、比較的低めの炭水化物は、

玄米、発芽玄米、雑穀、全粒粉小麦

逆にGI値の高いものは、

白米、白いパン、パスタ、うどんなど麺類、小麦粉、とうもろこし、餅など

GI値はネット上でたくさん参考資料がありますが、以下は広範囲なGI値について知るにはいいかもしれません。

http://blog.s-re.jp/2860/files/gi.pdf#search='GI%E5%80%A4'

GI値の低めの炭水化物でも摂りすぎは禁物。

とはいえ、時には外食などで好きなものを食べたいときもありますよね。

その場合は、食後30分前後くらいで身体を動かして下さい。

僕がおすすめするのは、白米に雑穀を多めに混ぜたご飯。

血糖値を急上昇させやすい小麦粉製品は極力へらします。

パンが好きなら、食物繊維多めのものがいいでしょう。

 

食べる順番としては、GI値の低いものから食べ始めます。

僕のおすすめは、野菜、海草、タンパク質の組み合わせのサラダに、お酢を多めに入れた(オイルもOK)ドレッシングをかけて食べること。

野菜や海草の食べ方が皆さん本当に足りないので、大皿にたっぷりくらい食べることが大事。

ちなみに僕の1回のサラダ量については、この写真が分かりやすいです。

実際に群馬の某イタリアンレストランのサラダバーで盛り付けたサラダです。

ちなみにこのお皿は直径20~30センチくらいあります。

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これを食べきってからパスタに行くので、おなかいっぱいです。

ちょっとサラダを食べたとしても、あまり意味がないと思ってください。

 

いずれにしても、血糖値を安定させたいときは、できるかぎり炭水化物、糖質はとりすぎない方がいいですが、完全カットはちょっと極端と思います。

完全にカットすると、かえって低血糖症状を招いてしまう可能性もあります。

食事量全体を減らすのではなく「野菜、海草、きのこ、タンパク質、脂質」の比率を上げるのです。

肉などのタンパク質とりすぎも、肝臓や腎臓に負担をかけるため、僕はあまりおすすめしていません。

 

注意点として、低血糖症状が出てきたら、すぐに糖質を摂るようにすることです。

できるだけGI値が高くないものがいいです。

ただ緊急の場合はそうも言ってられません。

僕がおすすめするのはバナナなど果物です。

果物がとれないときは果汁100%ジュースですが、これは本来あまりよくないので、あくまで緊急時に限ります。

 常用はしないことです。

 

食生活は血糖値安定や症状の緩和にとても重要ですが、あまり神経質になりすぎてもかえって良くありません。

ポイントは、

●食べることを楽しみながら健康状態を改善していく

ということです。

食事に関してはお気軽にコメントでご相談、ご質問下さい。