不調、不安なときの対処法
クスリの離脱症状が出ているとき、回復期の好転反応が出ているとき。
どちらも、病気ではない、とわかっていても不安になるし、症状はつらいものです。
身体の症状が続くことは、人を不安にさせます。
元気なときは、身体の不調を過度に気にする人のことを「気にしすぎ!」などと言ってた人も、いざ自分がそういう状況になると、ほとんどの人は同じように症状に気持ちまで振り回されるようになります。
今まで元気だった人ほど、そういう傾向があるようです。
僕自身も過去、そういうことがありました。
他の人をみると「気にしすぎだなぁ」と思うのですが、いざ自分がそうなると、不安から健康関連の本を大量に読んだりしていました。
親に、「そんな本より漫画でも読んだら」と言われてたくさん漫画を買ってきてくれたことがありましたが、そういうときって、あまり漫画など読む気にならないんですね。
僕がいちばん気になったは、自分と同じような状態だった人が、どうやって回復して復活していったか?ということでした。
身体のことに限らず、人が「どん底」から這い上がって復活していく過程には、さまざまな試行錯誤や葛藤、ドラマがあります。
人は、そういったことを通して、たくさんのことを学び、経験し、考え、そして成長進化していくのだと今は思います。
不安は、交感神経の緊張やストレスホルモン分泌につながり、さらに症状を強くしがちです。
不安症、心配性の人ほど、自分自身で病的な状態をつくってしまう傾向があります。
それは、ひとつの「思考パターン」であり「クセ」なのです。
ふだん元気なときは気づかなくても、身体の不調のときには特に、自分のネガティブな面が顕著にあらわれてきます。
不安なときの対処法はたくさんありますが、今回は2つお話します。
1)アファメーション
つねに前向きな言葉、セルフメッセージを唱えることです。
これは、回数勝負です。多少唱えたくらいではまるで意味がありません。
何千回、何万回と唱えることで現実面の効果が出てきます。
言葉の内容はそのときによって変わりますが、マーフィーの本などが参考になるでしょう。
銀座まるかんの斎藤ひとりさんのYouTubeを見る(というか聞く)ことを最近おすすめしています。
参考になる話をたくさんされています。
2)家にこもらない
家にこもると、たいていネガティブ発想になります。
なんでもいいから、とにかく外に出る。
カフェなど、なるべく外で過ごす。
家にいる場合は、できるだけ窓を開けて、お香をたいたりアロマを香らせたりしましょう。
明るい気分になれることをみつけて、だんだん増やしていきます。
症状があっても、気持ちや言葉はできるだけ暗くせず、積極的に気分を変えることが大事です。