パニック障害・自律神経失調は必ず克服できる!

パニック障害や自律神経失調にお悩みの方の回復と完全復活を支援するブログです

このブログを移行します。

このブログですが、あまりにブログが増えすぎてしまったのと、健康サポート専門ブログを作りましたので、今後そちらの方に更新していきます。

パニック障害、自律神経失調専門ブログではないですが、これらの症状についての内容も書いていきますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

健康専門ブログは以下になります。

「メンバーサイト」となっていますが、どなたでも無料でお読みいただけますので気にせずお願いします!

yasuragidou.com

不調、不安なときの対処法

クスリの離脱症状が出ているとき、回復期の好転反応が出ているとき。

どちらも、病気ではない、とわかっていても不安になるし、症状はつらいものです。

 

身体の症状が続くことは、人を不安にさせます。

 

元気なときは、身体の不調を過度に気にする人のことを「気にしすぎ!」などと言ってた人も、いざ自分がそういう状況になると、ほとんどの人は同じように症状に気持ちまで振り回されるようになります。

今まで元気だった人ほど、そういう傾向があるようです。

 

僕自身も過去、そういうことがありました。

他の人をみると「気にしすぎだなぁ」と思うのですが、いざ自分がそうなると、不安から健康関連の本を大量に読んだりしていました。

 

親に、「そんな本より漫画でも読んだら」と言われてたくさん漫画を買ってきてくれたことがありましたが、そういうときって、あまり漫画など読む気にならないんですね。

 

僕がいちばん気になったは、自分と同じような状態だった人が、どうやって回復して復活していったか?ということでした。

 

身体のことに限らず、人が「どん底」から這い上がって復活していく過程には、さまざまな試行錯誤や葛藤、ドラマがあります。

人は、そういったことを通して、たくさんのことを学び、経験し、考え、そして成長進化していくのだと今は思います。

 

 

不安は、交感神経の緊張やストレスホルモン分泌につながり、さらに症状を強くしがちです。

不安症、心配性の人ほど、自分自身で病的な状態をつくってしまう傾向があります。

それは、ひとつの「思考パターン」であり「クセ」なのです。

ふだん元気なときは気づかなくても、身体の不調のときには特に、自分のネガティブな面が顕著にあらわれてきます。

 

不安なときの対処法はたくさんありますが、今回は2つお話します。

 

1)アファメーション

つねに前向きな言葉、セルフメッセージを唱えることです。

これは、回数勝負です。多少唱えたくらいではまるで意味がありません。

何千回、何万回と唱えることで現実面の効果が出てきます。

言葉の内容はそのときによって変わりますが、マーフィーの本などが参考になるでしょう。

銀座まるかんの斎藤ひとりさんのYouTubeを見る(というか聞く)ことを最近おすすめしています。

参考になる話をたくさんされています。

 

2)家にこもらない

家にこもると、たいていネガティブ発想になります。

なんでもいいから、とにかく外に出る。

カフェなど、なるべく外で過ごす。

家にいる場合は、できるだけ窓を開けて、お香をたいたりアロマを香らせたりしましょう。

明るい気分になれることをみつけて、だんだん増やしていきます。

症状があっても、気持ちや言葉はできるだけ暗くせず、積極的に気分を変えることが大事です。

パニック障害を克服されたMさんのこと。

今日サロンに来院されたMさん(30代女性)。

ちょうど1年前、パニック障害症状やいくつかの自律神経症状を抱えて来院されました。

昨年2月に、突然、原因不明の症状がおこり、一週間で2度も救急車で運ばれたそうです。

肩こりや長年の偏頭痛などもありました。

ただ、あまりクスリを使っておらず、身体がとても柔らかいことが幸いでした。

10日に一回くらいのペースでサロンに通っていただきながら、食事の記録をもとに食生活のアドバイスもおこないました。

いちばん改善しにくかったのが動悸や不安感で、これらの症状は血糖値の不安定も疑いました。

そうなると、食事のとりかたがかなり影響するのです。

一進一退をくりかえしながらも、着実にMさんは健康を取り戻していきました。

そしてタイミングをみて、ヨガをすすめました。

なにかひとつでも運動する方が、やはり回復が速いのです。

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お身体の状態をみながら、だんだんとサロンに通っていただく期間を空けていただきました。

Mさんは基本、食生活がいいので痩せていて、骨格を調整していったら肩こりもほとんど気にならなくなったので、できるかぎりご自身でベストコンディションを保てるようにサポートさせていただきました。

 

そして今日。

前回から一か月空けてもらって来院いただいたのですが、

・肩こりなし

・長年の偏頭痛もなし

・動悸もほとんどなし

・昨日、おとといと2日間連続でディズニーランドに行って歩きまわったけど全然疲れない

・ヨガも通えている

・骨格バランスもバッチリで、身体に詰まりやコリがほとんどない

・とにかく体調がいい!

一か月これだけの状態が保てれば、あとは自分でできるのでもうほとんど施術する必要がありません!

本日、Mさんに、

「サロン通い卒業ですね!」

とお伝えしました。

もちろん、気になることがあったらすぐに連絡ください、と伝えておきました。

そんなMさんが、サロンに通われた感想を書いてくださいましたので、ここでシェアします。

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食事、運動、生活習慣のあらゆる角度からご指導くださり、ゆらゆら優しい施術や、励ましのお言葉に支えられ、つらい時期を乗り越えることができました。

先生には感謝しかないです。

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Mさん、うれしいお言葉、ありがとうございます。

たった1年で心身ともにすっかり元気になっていただけて、ほんとうによかったです!

 

「克服までに1年もかかるなんて、長い」と思ったりしてませんか?

自律神経失調やパニック障害は、何年かかってもなかなか改善されずに悩んでいる方がほんとうにたくさんいらっしゃいます。

僕自身も、回復までに10年以上かかりました。

Mさんは、僕の10分の一の期間です。

しかも、パニック症状だけでなく、長年の肩こりや偏頭痛なども良くなっています。

だから、Mさんの回復はほんとうに早いのです。

ご家族も、安心されていると思います。

Mさんの回復が速かった理由。

それは、もともとのライフスタイル、特に食生活が健康的であったこと。

食生活は、回復スピードにもっとも影響します。

血糖値の変動が少なくなるような食べ方にちょっと変えていただくだけで、Mさんの自律神経症状は着実に姿を消していきました。

 

残念ながら、抗不安薬などのクスリを長期、もしくは複数お使いだった方は、回復までに時間がかかる傾向があります。

それでも、医師の指導を受けながら少しずつクスリを減らしていくことで、離脱症状はありますが確実に回復に向かっていきます。

 

元気になったMさんは、もうひとりお子さんがほしいそうです。

それが実現したら・・

回復サポートさせていただいた僕にとっても、それ以上うれしいことはありません。

回復期に大事なこと

今日サロンに来院されたMさん。

サロンに通いはじめて半年ほどになりますが、

・長年の頭痛

・膝の痛み

・腰痛

・肩こり

・・・

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といった、長期間悩まされ続けていた症状が、最近一気に激減。

今日も「雨なのに頭痛が出ないんです!」と、超喜んでいました。

痛みがないから、クスリもいらなくなり、さらに健康状態が良くなる・・・という好循環に入っています。

ふつうに日常生活が過ごせること、痛みがほとんどないこと、それがうれしい。

僕も以前そうでしたが「ふつうに過ごせるってすごい!!」ということを実感されているようです。

 

そんなMさんですが、しばらくは一進一退の繰り返しでした。

最初のころは全身痛いところだらけ、特に腰痛や膝痛がひどく、ふつうの動作もつらそうでした。

だいぶ良くなってきた!と思ったところで、今度はハプニングがあり大けがをして入院!

同時によくなっていた身体の痛みもまた少し逆戻りしてしまいました・・・。

 

ケガの回復直後からまたサロン通いを再開、不思議なことに今度は回復が加速していきました。

どうやら・・・入院して身体を休められたのが、かえってよかったようです。

ケガで入院なんて、災いにしか思えないはずなのに、ホントに何が幸いするかわかりません!

とにかく、Mさんは症状に関係なく、淡々とほぼ週一回ペースでサロンに通い続けていただきました。

 

今回ご紹介したMさんは、自律神経失調も多少はありましたが、症状としては痛みの方がメインでした。

それでもやはり、回復期にはいろいろあります。

一時的に痛みが強くなることもあったし、風邪をひいたこともありました。

なんといっても、あのタイミングでのケガはひどかった。

それでも淡々と、ご自身でできることは続けながらサロンに通っていただいた結果の今があると思います。

 

なぜか、回復期って「試される」ようにいろんなことがおこるんですね。

なぜか?

あくまで僕の推測ですが・・・

回復にエネルギーをできるだけ使うために、無理をさせないようにしてくれているのではないか?ということです。

私たちはどうしても「症状=悪いもの」と考えてしまいます。

たしかに、症状はつらい。症状なんてない方がいいです。

でも、症状がないと、つい無理してしまうこともあります。

 

だから、回復期のいちばんの対処法としては、とにかく

無理をしないで、身体を休めるようにする

ということになります。

僕は、そのことを知らずに回復期にかなり無理をして、2度もパニック発作で救急車に乗りました。

また、2週間くらい入院したこともあります。

結局、数か月の無理のために、また1年くらい体調が悪い時期が続きました。

 

そもそも、Mさんもそうですが、パニック障害や自律神経失調になる人の多くは、がんばりすぎる傾向があります。

だからこそ、多少無理にでものんびり過ごす時間を増やすことがいちばん大事なのです。

回復期の症状との付きあい方について

今までのサポート経験からいうと、

抗不安薬系のお薬を飲んでいた方がクスリを減らしたり、やめたりすると、必ずといっていいほど離脱症状的な症状があらわれてきます。

それは、クスリそのものの作用もあると思いますが、それ以上に「クスリが減った(またはなくなった)」という精神的不安の影響も大きいように感じます。

クスリを使う方は、クスリを飲むことで安心する面があります。

人によっては、クスリに依存的になってしまうことも。

製薬会社に勤めている方から以前「偽薬の効果は本来のクスリと変わらないくらい(むしろそれ以上にある」という話を聞きました。

つまり、健康状態回復のために、クスリと同じくらい効果が高いのが、

「精神的安定」

なのです。

そうなると、クスリに頼りすぎることなく、どうやって精神的安定を得るか?ということになりますね。

 

健康状態回復のためにいろいろと行動始めたとしても、そのまま何もなく順調に改善していくということは、正直あまりありません。

それまでの経過が長い方、体質、メンタルの状態、生活環境、クスリの服用の経過などにより、回復期とはいえさまざまな症状と向き合うこともあります。

自然療法や東洋医学的アプローチをとっている方は特に、すでにご存知と思いますが、

「好転反応」

という症状が出てくることが多いです。

好転反応は、まさにさまざまな症状の形で出てくるため、

「もしかして、前より悪くなってしまったのでは・・・?」

と思ってしまうことさえあります。

何段階にも分けて、何年もかかって好転反応が出てくることもあります。

僕はそのパターンでした。

僕はクスリを飲まず、東洋医学や自然療法的アプローチばかりだったので、余計だと思います。

正直、好転反応と分かっていても、つらいときはなかなか「これは好転反応なんだ」って思えなかったり、とにかくつらいとしか思えないこともあります。

でもそこで症状にとらわれすぎてしまうと、かってストレスになり逆効果。

 

そこで僕は、仕事できる方には、ある程度しんどくても仕事を続けることをおすすめしています。

家でひとりでいると、自分の身体に意識が向きすぎたり考えこんだりしすぎてしまうからです。

身体に意識が向きすぎると、症状はかえって増幅される傾向があるんです。

 

さて、そうなると、回復期の症状とうまく付き合うために、どうやって「精神的な安定」を得るか?ということになりますね。

これはいくつか方法があります。

いちばんおすすめなのは「なんでも相談できる人を最低一人は見つける」ということ。

お金はかかりますが、できれば専門家がいいですね。

というのも、身近な人では守秘義務がないので、筒抜けになってしまうこともあるからです。

また、家族など身内すぎても「気持ちの持ちようだ」など言われてなかなか理解を得られず、親身になってもらえないことがあります。

それではとても、なんでも相談できるという環境はできません。

僕自身にも、なんでも相談できるサイキックカウンセラーの先生がいて、必要なときに相談にうかがっています。

もちろん、僕もカウンセラーですから、なんでも、どんなことでも相談いただいてかまいません。

自分の近くに、不安な気持ちを聞いてくれたり、一緒になって親身に応援してくれる人がいると、安心感が全然違います。

 

次回は、回復期の症状を乗り越えるための他の方法についてお話していきたいと思います。

回復期にいちばん大事なこと

身体のメンテナンスを続けて健康状態が良くなってくると、だんだん体力も回復してきます。

不調が減り、食欲も増してきます。

元気になるほど、いろいろとやりたくなってきます。

 

じつは、ここがすごく大事!!

 

というのも・・・

ここであまり無理をしてしまうと、一気に体調が後退することがあるから。

時には、何年か前の状態に戻った・・と感じることすらあります(僕が経験済)。

 

回復期は、すべてを6~7割くらいで抑えること。

食べすぎもよくありません。

適度にからだを鍛えることは大事ですが、動きすぎると体調が悪化することが多いです。

とはいえ、からだが悪くなったわけではないので、あまり心配しすぎない方がいいですが、身体はつらくはなります。

おそらく、からだは「治癒」「健康回復」「浄化」などにエネルギーを使っているので、他の面ではなるべく休ませてほしいのでしょうね。

とにかくからだは、強烈な「声」を症状やつらさとして発してくるわけです。

それが、回復期のからだの不調の正体です。

 

自律神経のバランスを崩す人は、ほぼ例外なく「いい人」です。

「いい人」というのは、自分のことより、まわりに合わせてしまう、合わせすぎてしまうタイプの人。

気遣いをしすぎるのです。

だからついつい、まわりに合わせて無理してしまう。

他の人の目や、自分のことを相手がどう思ってるか?を過度に気にしすぎてしまいます。

だから、自分ではNO!と思ってもがんばってしまう。

それで後になって、調子が悪くなるのです。

 

わがままマイペースの人は、あまり自律神経を病むことがありません。

その分、まわりの人が大変だったりします(汗

「いい人」はたいてい、わがままマイペースタイプの人にやられます。

 

回復期は、心を鬼にしてでも、自分のペースをつらぬきます。

決して、まわりに合わせすぎて無理してはいけません。

まわりの人は、あなたのことなどまるでわからない。

あなたのつらさなど、0.01%も理解できません!!

その人が悪いわけではなく、そういうものなのです。

 

だからこそ、自分のからだは自分で守ってあげるしかないんです。

大人になると、他の誰もあなたの身体のことを守ってくれません。

 

自分の身体は自分で守る。

そう決めたとき、本物の健康への道が開けていきます。

食生活に関する質問にお答えします!

今回は、いただいたコメントにお答えしたいと思います!

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こんにちは 
血糖値について、とてもわかりやすく書いてあり勉強になりました。続けていくのは慣れるまで大変かもしれないけど、親が糖尿病なので私も遺伝するのでは、、と心配しています。海藻などはなかなか毎回食べるのが今難しい所です。なので、気をつけていこうと思います。
低血糖の緊急時の場合、果物とありますが、ドライフルーツでも大丈夫なのでしょうか?
あと、私は仕事の場合はほとんどお弁当を持参していますが、先にお味噌汁を飲むといいと聞いたことがあるのですが、それも良いことなのでしょうか?

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コメントありがとうございます!

糖尿病など、親からの病気の遺伝を心配する人は多いですが、実際、遺伝の影響はかなり少ないと思います。

それより、環境の影響の方がはるかに大きいです。

なかでも大きいのが、親の言葉や行動、考え方のクセ・パターン、食べ方、生活習慣などの影響です。

親と同じような病気になりたくない、と思ったら、親と違う思考&行動パターンをとることです。

たとえば、僕の両親は二人とも同じ病気になりました。

母親の家系は、それまでその病気の人はいませんでした。

ということは、僕の両親に共通する「何か」があるということ。

 

両親はともに、すごく量を食べて、毎晩アルコールをかなり飲んでいました。

そして、特に運動もしていませんでした。

母は非常にストレスをためやすくイライラしやすいタイプ。

父は働き過ぎ、飲み過ぎ、食べすぎ。

このどちらも良くない、この生活を続けるとこうなる・・・ということを親がみせてくれたのです。

母が作る食事のバランスは悪くなかったと思います。

親は、反面教師なのです。

 

海草のお話がありますが、食生活は習慣なので、最初は大変かもしれませんが、慣れてくるともう、ないと物足りないくらいになります。

僕は必ず毎日1~2回は海草と生野菜をとります。

 

低血糖の緊急の場合、もちろんドライフルーツでもOKです。

良質のクッキーなども悪くないと思います。

 

お弁当に限らず、食事の最初に味噌汁を飲むことはおすすめです。

最初に味噌汁を飲みきってしまうと、食べすぎを防ぐ効果もあると思います。

味噌汁にできるだけきのこや海草、豆腐(油揚げ)などを入れるといいですね。

そして、それを習慣化してしまうことです!

 

健康も美(ダイエット)も、最終的には自分自身で自分のからだを管理、調整、コントロールできるようになることがほんとうの成功です。

がんばりましょう!

血糖値と自律神経症状について

血糖値と自律神経症状については、今まで何度かブログに書いたりテキストを作ったりしてきましたが、あらためて今回お話していきます。

パニック発作や自律神経の症状と血糖値との関連については、専門書籍もけっこう出ています。

僕自身、以前パニック発作が頻発していたときは、よく「低血糖症状」が出ていました。

低血糖症状とは・・・

・異常な空腹感

・脱力感

・頭がぼーっとする感じ

・フラフラする

・めまい

・動悸

・不安感

・冷や汗

・しびれ

・眠気やだるさ

・イライラ

・・・・など、さまざまな形で現れます。

どうですか?きっとあなたの症状もいくつか当てはまると思います。

僕の場合は、

・コーヒーを飲んだ後

・疲れすぎた後

・寝不足のとき

・ストレス過多のとき

・風邪をひいたとき

・外食が続いたとき

などに、先ほどの症状が出やすかったです。

血糖値と自律神経症状との関係ですが、

・血糖値が急上昇しているとき

・血糖値が急下降しているとき

・もとの血糖値より下がってしまったとき

に症状が強く出る傾向があるようです。

血糖値が急上昇すると、インスリンが出過ぎる傾向にあり、その後で血糖値が急下降して、そのストレスからストレスホルモンのノルアドレナリンコルチゾールなどが分泌され、不安症状やパニック発作につながります。

血糖値を安定させる方法

では、血糖値を安定させる方法についていくつかお話しましょう。

食生活改善

まずは食生活の見直しからです。

HbA1cは食後血糖値も含む平均血糖値ですから、まず食後に血糖値が上がりすぎないようにします。

そのためには、まず、

・炭水化物の質を良くする(GI値の低いものにする)

ことが最優先。

炭水化物、糖質はGI値が全体的に高めですが、比較的低めの炭水化物は、

玄米、発芽玄米、雑穀、全粒粉小麦

逆にGI値の高いものは、

白米、白いパン、パスタ、うどんなど麺類、小麦粉、とうもろこし、餅など

GI値はネット上でたくさん参考資料がありますが、以下は広範囲なGI値について知るにはいいかもしれません。

http://blog.s-re.jp/2860/files/gi.pdf#search='GI%E5%80%A4'

GI値の低めの炭水化物でも摂りすぎは禁物。

とはいえ、時には外食などで好きなものを食べたいときもありますよね。

その場合は、食後30分前後くらいで身体を動かして下さい。

僕がおすすめするのは、白米に雑穀を多めに混ぜたご飯。

血糖値を急上昇させやすい小麦粉製品は極力へらします。

パンが好きなら、食物繊維多めのものがいいでしょう。

 

食べる順番としては、GI値の低いものから食べ始めます。

僕のおすすめは、野菜、海草、タンパク質の組み合わせのサラダに、お酢を多めに入れた(オイルもOK)ドレッシングをかけて食べること。

野菜や海草の食べ方が皆さん本当に足りないので、大皿にたっぷりくらい食べることが大事。

ちなみに僕の1回のサラダ量については、この写真が分かりやすいです。

実際に群馬の某イタリアンレストランのサラダバーで盛り付けたサラダです。

ちなみにこのお皿は直径20~30センチくらいあります。

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これを食べきってからパスタに行くので、おなかいっぱいです。

ちょっとサラダを食べたとしても、あまり意味がないと思ってください。

 

いずれにしても、血糖値を安定させたいときは、できるかぎり炭水化物、糖質はとりすぎない方がいいですが、完全カットはちょっと極端と思います。

完全にカットすると、かえって低血糖症状を招いてしまう可能性もあります。

食事量全体を減らすのではなく「野菜、海草、きのこ、タンパク質、脂質」の比率を上げるのです。

肉などのタンパク質とりすぎも、肝臓や腎臓に負担をかけるため、僕はあまりおすすめしていません。

 

注意点として、低血糖症状が出てきたら、すぐに糖質を摂るようにすることです。

できるだけGI値が高くないものがいいです。

ただ緊急の場合はそうも言ってられません。

僕がおすすめするのはバナナなど果物です。

果物がとれないときは果汁100%ジュースですが、これは本来あまりよくないので、あくまで緊急時に限ります。

 常用はしないことです。

 

食生活は血糖値安定や症状の緩和にとても重要ですが、あまり神経質になりすぎてもかえって良くありません。

ポイントは、

●食べることを楽しみながら健康状態を改善していく

ということです。

食事に関してはお気軽にコメントでご相談、ご質問下さい。

クスリとのつきあい方について

クスリについては、僕としては、否定も肯定もしません。

本当に必要な時もありますし、合わないクスリを飲んでいることもあります。

サロンに通われているKさんは、強烈に強いクスリを飲んでいても血圧が下がらず困っていましたが、サロンに頻度を上げて通っていただきながらクスリの離脱にほぼ成功、すると血圧がかえって下がり安定しています。

 

基本的にはクスリの増減はドクターとの相談のもとでおこないます。

問題は、ドクターがクスリのことを意外に知らない可能性もあること。

この辺はあまり語らずにおきます。

それと、身体が変化してくると、今まで大丈夫だったクスリが合わなくなることがある、ということを知らないドクターも多いと思います。

 

その点、ずっと連携いただいている衛藤先生は、Oリングテストで相性チェックして処方してくださるので安心です。

 

僕自身は、クスリというのは漢方以外、ほとんど飲みません。もちろん漢方もクスリですが、一般的な風邪クスリとか痛み止めなどは一切飲みません。

製薬会社に勤めている方に聞いたのですが、クスリは「プラシーボ(偽薬)」の効果が本物のクスリと同じくらい効くそうです。

ということは、本物も偽物もほとんど効果が変わらない、ということでもあります。

人というのは、意識の部分・・・思い込み、信念といった面の影響をかなり大きく受けます。

つまり、本人が「絶対に効く!」と信じて飲んでいるかどうか?に一番左右されるということになります。

信念をもって使えば、サプリメントでもすごい効果を得られます。

 

最後に。

クスリというのは、あくまで「ツール」。

クスリが治してくれるのではなく、自分自身が健康になる。

つねに自分自身が主役、主体であり、クスリはサブ、補助にすぎません。

そう考えてうまくつきあえば、クスリはあなたの味方となってくれるでしょう。

はじめに

パニック発作に悩む人とパニック障害を克服した人が参加できるコミュニティをつくってほしい。

以前から、そのようなリクエストをいただいていました。

パニック障害でひそかに悩んでいる人はとても多く、芸能人でも多いそうですね。

不思議なのは、これだけ医療が発展して、情報も多いにもかかわらず、パニック障害(発作)で悩む人は減っているどころか増えつづけている、ということ。

僕自身(hiro)高校時代からパニック障害に悩まされていたので、まだこれといった治療法が見つからないのが現実、ということをよく知っています。

現在、僕が運営するサロン(整体サロンやすらぎどう)では、しっかり通ってくださる方のパニック障害改善率は、ほぼ100%となっています。

もちろん、回復にはそれなりの期間が必要。

回復にどのくらいの期間かかるのか?という質問をよくいただきますが、こればかりは個人差がありすぎて、なんともいえません。

逆に「●回で治りますよ!」と断言する専門家の方がいらっしゃるとしたら、その回数でほんとうに治っているのか?ぜひ追跡調査してほしいと思います。

多くの場合、パニック障害には複数の原因がからむため「根っこ」は意外に深く、数回で完治する、ということはまずありえません。

僕が運営するサロンでは、年々、皆さまの回復スピードが速まっているようです。

ただ、クスリ(向精神薬)の服用期間が長かったり、クスリの種類が多い方に関しては回復に時間がかかる傾向にあります。

医師と相談しながら、少しずつクスリを減らしていく必要があります。

もしくは、クスリをうまく使いながら、体質改善をしたり軽い運動をして、少しずつ身体を鍛えていくのです。

そうすることで、クスリがだんだんいらなくなってきます。

ということで、長くなりましたので、ここから先はより具体的な話に入っていきたいと思います。

 

このサイトをご覧いただいた方、パニック障害に限らず、自律神経失調や肥満、改善しにくい症状にお悩みの方はぜひ、お気軽にコメントいただけたらと思います。

悩んでいることをシェアしてください。

それについて記事を書いていきます。

また、克服された方はぜひ、コメント欄で語っていただいたりアドバイスをお願いします!

このサイトは、ブログというよりコミュニティーサイトとしてやっていけたらと考えていますので、よろしくお願いいたします。