回復期にいちばん大事なこと
身体のメンテナンスを続けて健康状態が良くなってくると、だんだん体力も回復してきます。
不調が減り、食欲も増してきます。
元気になるほど、いろいろとやりたくなってきます。
じつは、ここがすごく大事!!
というのも・・・
ここであまり無理をしてしまうと、一気に体調が後退することがあるから。
時には、何年か前の状態に戻った・・と感じることすらあります(僕が経験済)。
回復期は、すべてを6~7割くらいで抑えること。
食べすぎもよくありません。
適度にからだを鍛えることは大事ですが、動きすぎると体調が悪化することが多いです。
とはいえ、からだが悪くなったわけではないので、あまり心配しすぎない方がいいですが、身体はつらくはなります。
おそらく、からだは「治癒」「健康回復」「浄化」などにエネルギーを使っているので、他の面ではなるべく休ませてほしいのでしょうね。
とにかくからだは、強烈な「声」を症状やつらさとして発してくるわけです。
それが、回復期のからだの不調の正体です。
自律神経のバランスを崩す人は、ほぼ例外なく「いい人」です。
「いい人」というのは、自分のことより、まわりに合わせてしまう、合わせすぎてしまうタイプの人。
気遣いをしすぎるのです。
だからついつい、まわりに合わせて無理してしまう。
他の人の目や、自分のことを相手がどう思ってるか?を過度に気にしすぎてしまいます。
だから、自分ではNO!と思ってもがんばってしまう。
それで後になって、調子が悪くなるのです。
わがままマイペースの人は、あまり自律神経を病むことがありません。
その分、まわりの人が大変だったりします(汗
「いい人」はたいてい、わがままマイペースタイプの人にやられます。
回復期は、心を鬼にしてでも、自分のペースをつらぬきます。
決して、まわりに合わせすぎて無理してはいけません。
まわりの人は、あなたのことなどまるでわからない。
あなたのつらさなど、0.01%も理解できません!!
その人が悪いわけではなく、そういうものなのです。
だからこそ、自分のからだは自分で守ってあげるしかないんです。
大人になると、他の誰もあなたの身体のことを守ってくれません。
自分の身体は自分で守る。
そう決めたとき、本物の健康への道が開けていきます。